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みんなで共通のお題に挑戦して、二次創作しませんか? もちろん見るだけも大歓迎!!
 
 
 
 
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第11回のお知らせ
 
 
【2012/06/01 00:00】
 
 
※この記事は、6/1まで1番上に表示されます。最新の記事はこの下の記事になります。※

第11回のお題は…

「目覚め」

…です!!

締切:平成24年5月31日 23時59分まで

ご投稿お待ちしております♪
皆様の素敵な想像力で生み出される作品を楽しみにしておりますv


■企画について・参加する方法 → こちら
■はじめての方はまずご一読下さい → こちら


※6/1追記※
第11回は終了いたしました。
たくさんの投稿ありがとうございました!!



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【幸福感・SS】
 
 
【2012/05/31 23:58】
 
 
【幸福感・SS】


朝の柔らかな日差しを感じて、私は目を開けた。
途端に飛び込んできた薄い桃色の生地に、あぁ今日はいい天気だ、洗濯物が良く乾くなと嬉しくなる。
布団の中は暖かくて、もう少し眠っていたい。
けど、隣にあるはずの熱がないので仕方なく体を起こした。

両手を上にあげて背筋を伸ばしながら、あたりを見渡す。
首を傾げて窓のほうを向けば、窓は全開。
そよそよと気持ちいい風と共に声が聞こえてきた。

「あ…!」

外にいるんだ!
慌ててベットから下りた私はそのまま窓辺に駆け寄った。
シャっと勢いよくカーテンを開け放ち、窓から庭を覗きこむ。
赤と、青みがかった黒、二色の髪が目に飛び込んできた。
トラップとクレイ。
おはようと声をかけようとして…辞めた。
二人は笑い合っていて、とても楽しそうだったから。

何の話をしてるのかな…
あまりに楽しそうだから内容が知りたい。
でもダメだ、全然聞こえない。
がっかりした気分で、そのまま窓枠に肘をついてじとっと二人を見つめた。

大口開けて笑っているかと思えば、トラップがちょっとムっとした顔でそっぽ向く。
それに肩をすくめたクレイが苦笑いしながらトラップの肩を小突くと、トラップがにやぁっと笑ってクレイの肩に腕をまわした。
そしてそのままクレイの首を絞めている。叫んだクレイはすぐにトラップのおなかに一発入れていて、でもさすがトラップ。それをひょいっとかわしていた。

楽しそうだなぁ…
ほんと二人は仲が良くて羨ましい。

そうこうしているうちに、ノルがルーミィとシロちゃんと共に散歩に行ってたのかな、帰ってきた。
薬草でも取りに行っていたのだろうキットンも、森のほうから帰ってきた。
トラップとクレイのじゃれ合いに3人と一匹が加わって、ますます賑やかになった。

「あ、ぱぁーるぅ!」
「パステルしゃん!」
「おはよう!」

私に気付いたルーミィとシロちゃんがこっちに向かってブンブンと手を振ってくれた。
それに振り返しながら、私は自分の頬がとても緩んでいることに気付く。

「おせーぞ!いつまで寝てんだよ!」

トラップに文句言われても気にしない。

「ごめんねー!」
「いいよ。ゆっくりでいいから」

にっこりとほほ笑んだクレイがフォローしてくれる。
それに甘えた私はゆっくりと窓から離れて、ようやくパジャマを脱いだ。


暖かな日差しが降り注ぐ室内。
優しく心地よい風が通り抜けて行く。
開け放たれた窓から聞こえる大切な仲間たちの楽しそうな声

なんて素敵な朝
なんて幸せな朝

幸福感に満ち溢れた目覚めに、着替え終わった私は階段を駆け降りた。





■投稿者:西村智
■投稿日:2012.6.1
■コメント:遅刻ですがup…(汗)ベタに「目覚め=朝」です^^;
いつかの未来。ずっと彼らが共にいればいいなぁという妄想で。
"隣にあるはずの熱"はさて、誰でしょうかね~?www




 
 
 
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いつの間にか【SS】
 
 
【2012/05/28 10:04】
 
 
ぼくが目覚めて一番はじめに出会った人間がパステルおねーしゃん。
パステルおねーしゃんのオネガイ、ぼく叶えたデシ。

「一緒にきてくれる?」

そのオネガイ、ぼく、叶えたデシ。
それが、ホワイトドラゴンのシキタリだから当たり前だったデシ。



だけど、いつの間にかオネガイを忘れていたデシ。
いつの間にか、一緒に冒険する事はぼくのオネガイになっちゃってたデシ。




もしぼくが目覚めて出会ったのが違う人間だったらどうなったデシ?
それは全然わからないのデシ。


分かっていることは、ぼくはとても幸運なのデシ。
パステルおねーしゃんと出会えて、みなしゃんと出会えて幸運なのデシ。
ぼく自身のオネガイが今叶っていてとても幸運なのデシ。
もしこの幸運がホワイトドラゴンの血のおかげなら、ぼく、お礼をいうデシ。
ホワイトドラゴンでありがとうってお礼をいうデシ。




「シロちゃん、一緒に行こう!」
「はいデシ!」

いつの間にかオネガイじゃなくなった言葉にぼくは思わず笑顔になるのデシよ。





■投稿者:MOMO 『かくれんぼ。
■投稿日:5月26日
■コメント:
シロちゃんと出会ったとき、シロちゃん起きたばかりだったなと思い出しまして書きました。
パステルに出会えた事はシロちゃんにとってとても幸運だったのだと思います。
 
 
 
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かわいいと思ったとき【SS・トラパス】
 
 
【2012/05/10 19:11】
 
 
「そ…うか………あんがとな」

 ほんのちょっと赤くなったほっぺた。
そこに乗る、らしくない微笑み。

 ドクンと胸が高鳴ったのは…何でだろう?




「…な、ん…で、……ろぉ…?」
 そう声に出したところで、ふっと目が覚めた。

 あ…れ……?
わたし、もしかして寝言、言ってた?
 それも…それも、あの日のことまた夢に見るなんて!!

 ガバッと身体を起こして頬に触れればやっぱり火照ってて。
ここのところの自分の変化に、わたしは首を捻るしかなかった。



 わたし…あの夜 ―― トラップの誕生パーティーした夜 ―― からおかしいんだ。
今日もだけど、昨日もその前も同じ夢見ちゃうしね?
思い出しただけでなんか体温上がっちゃうし……。

 もしかしてわたし…トラップのことが“好き”になっちゃった?

 …なーんて考えたりもしたんだけど、いつものトラップを見てても全然そんなことないんだよね。
バイトギリギリまで寝てるトラップを起こしに行っても、ドキッともしないし。
朝ごはんに文句つけるところはムカッとするばっかりだし。
だるそうに出かけてく後姿見たって、やっと行った…ってため息出るだけだし。

 トラップはパーティの仲間だから、嫌いじゃない。
でも、特別な意味で“好き”になるなんて、ありえないありえない!



 そう思ってた3時過ぎ。
外に干してた洗濯物を取り込んでたんだ。
 今日はとってもいい天気だったからみんなのシーツ洗ったんだけど、それを取るのが結構大変で。
2枚ほど片手に抱えたまま次のを右手でよいしょ、と引っ張ったら頭からそれをバサッてかぶっちゃった。
「キャア!!」
 持ってる分を地面につけちゃいけないから片手でもぞもぞと頭を出そうともがいてたら、すぐ側で覚えのある声がする。
「…あーにやってんだよ、おめぇは」
「トラップ!? ね、ちょっと手伝って! シーツ引っ張ったらこんな風になっちゃって…」
「わぁったから落ち着け。焦ったら出せるもんも出せなくなる」
「う…ん……」
 シーツの中で頷けば、頭の上あたり中心に布が擦れる音がして……サッと覆いが取れたんだ。
「ありが…と…」
「…ブハッ!」

 …ブハッ?

 助けてもらったお礼を言おうとした言葉を止めたのは、明らかに噴き出したんだろう息の音。
ジロリ、と視線を上に動かしたら……口元を押さえて笑いを堪えてるトラップがいたの。
「何よ、トラップ」
「な…にって……おめぇ、髪……っ」
「え、髪…?」
 どうしたんだろ、と思って頭に手をやりながら首を傾げる。
と、ついにトラップが声を上げて笑い出したの。
「はははははっ!!! 後ろに毛玉ついてんぞ、毛玉!!!」
 指差された場所はわたしの首の辺り。
空いてた右手を伸ばしてみれば、シーツを引っ張られたときに絡まっちゃったのか…後ろ髪がモジャモジャっとしてたんだ。
「ちょ、ちょっと!! そんなに笑うことないでしょ!! わたしのせいじゃないじゃない!」
「いーや! シーツ頭からかぶるなんておめぇくらいしかできねぇよ!」

 失礼ね!

 ……いつもならそう言って言い返すはずなんだけど、ね。
トラップの表情にまたドキンと胸が鳴って、声を出すことができなかったんだ。
 明らかにわたしをバカにしてる声のトーンなんだよ?
でも…顔はあの時とおんなじ。


 柔らかい、笑顔。


 細められた目が。
ちょっと赤くなったほっぺたが。
緩くカーブを描く口元が。



 ……かわいい。



 ふ、と思った瞬間ボッと顔が熱くなった。


 だ…だ、だだだだって!
あの日、マリーナが言ってたこと、思い出しちゃったんだもん!!



―― ね、パステル。異性にかわいいって思ったときが、恋のはじまりなのよ?



 え…?
え…えぇぇぇぇ!??
ち、違う違う違う違う!!!
絶対にそんなことなんかない!!!!

 頭の中に浮かんだ彼女の綺麗な笑みに対して全力で否定しながらも、心拍数はどんどん上がるばっかり。



 それはもしかしたら…わたし自身気づいてない本当の気持ち、なのかもしれない。


 でも……でもね?



「どした? おめぇが怒らねぇなんてどっか悪いとか?」
 反応のないわたしを心配して覗き込んできたトラップに鋭い視線を向ける。
「お…怒ってるから言葉が出てこなかったのよ! ほんとトラップって失礼なんだから!」
「おっと」
 振り上げた拳をひょいっと避けてニヤッと笑ったトラップは、「へいへい」と気のない返事をしながら家の中へと逃げていく。
わたしはその背中を追いかける振りだけしてホッと息を吐いた。



 もうちょっとだけ。

 もうちょっとだけ気づかないままいさせて。



 仲間として一緒にいられる時間も、わたしにとってはすごく大切なものなんだもん。



 きっといつかは、どうしようもなくなる日がくると思う。

 でも、それまでは……。



 スッと閉じた瞳の裏側には、トラップの優しい微笑み。

 トクントクンと力強く脈打つ心臓の音を、今だけ……ほんのすこーしだけ楽しんだ。






■投稿者:リューラ・F・カートン 『黒の書
■投稿日:5月10日
■コメント:
前回のお題、「苦さ」で書いた『消えない味』と、自サイトのブログにあるトラ誕SS『忘れられない味』の続き…のような感じになっております。
パステルの気持ちの「目覚め」を書いてみました。
…とはいえ、くっつけるところまで書きたくないのがトラパスの醍醐味でしょうか(笑)
 
 
 
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「いつか叶う夢?」 【SS・トラパス】
 
 
【2012/05/10 19:01】
 
 
ふわあっと、美味そうな香りが鼻先をかすめる。
今日の晩飯はなんだろな。
それにしてもいい匂いだぜ。
ベッドからひらりと身を起こして、俺は階下へと向かった。

見慣れた、蜂蜜色の髪の毛。
不器用にも一生懸命、手先を動かしている。
生憎、俺はこいつの料理、嫌いじゃない。
「だーれだ」
なんつって言いながら、急に目隠しをしたもんだから、奴のパニクることパニクること。
可愛いでやんの。
俺はニマニマしながら、奴の顔を覗いた。
「ちょこっと味見させてみそ」
「だーめ!」
「んでだよ!ちょっとくらいいいだろーが!」
「だって、まだ途中だもん。てかトラップ、珍しく自分で起きれたんだね!」
「パステルちゅわーんの甘い匂いに誘われてな・・・んなわけあるか!俺だっていつまでも寝てるわけじゃねーわい」
「あはは、そうだよね。・・・じゃあ、ほんとにちょっとだよ?」
スープを味見する。至近距離に、奴の顔。ドキンと心臓が高鳴るのがわかる。
「美味しい?」
「ん、まーまーだな」
「だから、まだ途中だって言ったじゃんー!」
いつも口から出るのは心とは裏腹。
めちゃくちゃ美味かった。
いつになったら素直になれるんだろ。俺。
いんやいんや、いまのままでいいんだ!
二つの心がぶつかり合ってる。
神様。俺、もう少しこの夢、見ていたいかもしんねー。

目覚めるの、まだ先でいいや。




■投稿者:ぐみ 『てとらぽっと。
■投稿日:5月4日
■コメント:
トラパスに対する愛だけは溢れてるつもりです!
 
 
 
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木の上の目覚まし【イ】
 
 
【2012/04/25 22:25】
 
 
mezame-h.jpg


■投稿者:haco 『moyamoya
■投稿日:4月22日
■作者コメント:
初めまして、楽しそうだったので参加させていただきます。
木の上に寝るトラップを起こすのは
シロちゃんの担当だったらかわいいなぁ、と思いました。
 
 
 
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wake up【イ】
 
 
【2012/04/25 22:12】
 
 
wakeup2.jpg
※サムネイル表示で申し訳ありません。
※画像をクリックすると原寸大のイラストが見られます!


■投稿者:エース 『うさぎの戯言
■投稿日:4月19日
■作者コメント:
大きな音の目覚まし時計に起こされたら、きっと寝覚めは悪いはず。トラップは投げつけてもう一回寝るイメージです(^^)

 
 
 
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あったかい【SS】
 
 
【2012/04/25 22:08】
 
 
「ううー、ねむい・・・。こんなとこで行儀が悪いけど・・・、いいよね?」
お昼ごはんも済み、みんながそれぞれ食卓を離れたあと、私はみんなが食べ終わった食器を片付け、一人、リビングでくつろいでいた。
温かな日差しが柔らかく注ぎ込む室内で、ソファーには座らず、そのソファーを背もたれに、ふかふかのクッションに囲まれ、のんびりしていた。
このふんわりとした春独特の空気と、昨日は遅くまで原稿を書いていたことも重なり、目蓋がとろとろと落ちてくる。
こんな所で、とは思うものの、この気持ちのいい場所から動きたくないという想いから、私は気が付いた頃には、クッションに埋もれるように眠りについてしまっていた。


あれからどれくらいたっただろうか?
ふと意識が戻るとなんだか、両端とおなかの上があたたかい。
目を開け、右側をみてみると、そこには同じようにクッションを枕に、シロちゃんを抱き枕に眠るルーミィの姿が。
そして、左側には片腕を枕に、何故か私に寄り添うように眠るトラップの姿。おなかの上が暖かかったのは、トラップの腕らしい。・・・・・・抱きしめられているのとはちょっと違うけれど、何でこの人はこんなに傍でねているんだろう?驚きはしたものの、あまりにも気持ちよさそうに寝ている二人を起こすのも忍びないので、そっと、トラップの腕を、どけ起き上がってみる。
・・・・・・後から考えてみると、本当なら大騒ぎするくらい、なんだか恥ずかしい状態・・・だったろね?
たぶん、まだ寝ぼけていたんだろうけど。
起き上がってみると、足元には、何故か眠るクレイを枕に、キットンもノルも熟睡中。
ぷぷぷ、クレイったら、かわいそうに、なんだかうなされてる。
窓の外をみてみると、結構寝ていたみたいで、日が落ちかけていた。

私はそっと、部屋から毛布をもってきてみんなにかけてあげる。大分と暖かくなって来たとはいえ、まだまだ夜は冷えるものね。
今日の食事当番は、クレイだったけれど、せっかく寝てるんだし、目も覚めたことだし私が作ろう。
台所に行ってみると、どうやら今日の予定はクレイのお得意の野菜たっぷりのカレーのようだった。

コトコトカレーを煮込みながら、ふと思い出すのはさっきの光景。
暖かな空気のなか、目を開けると大切なみんなの姿。
こんな「目覚め」方なんて、すごく幸せなんだと思う。
冒険中の野宿とは違う、自分達の家で、みんな自然と集まってのんびり過ごす、
そんな幸せなひと時を、これからもみんな共有したいな。

そんなしあわせな目覚めができた一日だった。





■投稿者:まんまるり 『じゃんくbox
■投稿日:4月13日
■コメント:
お題ss第3弾ですww今度はほんわかパーティの一こまww
 
 
 
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必要?!な新しい能力【SS・トラパス】
 
 
【2012/04/12 19:24】
 
 
「あーもう、あいつはどこいったんだ?今日は、昼から一緒にバイトなのに!!パステルどこだとおもう?」
「あ、パステル。トラップ知りませんか?この前かしたお金を返してもらいたいんですよ!!」
「ぱーるー、とりゃーどこら?気の簿いおしえてくえうっていってたんらお!!」

・・・・・・なんだろう?最近、よくこういう質問をされる気がする。
いや、別にだからといってどうとかいうわけじゃないんだけど、なんでだろう?
みんな、なんでわかんないんだろう?

「たぶんトラップなら裏の木の上でお昼寝じゃないかな?今日は天気も良いし」
解った、行ってみるよとクレイたちは出て行った。


そんなことを、ふと、考えてから、数日。
今日も、今日とて、
「パステルー、トラップのやつ、どこにいる?」と、クレイとキットンに聞かれた。
「たぶん、部屋で寝てると思うけど・・・・。ねえ?前から気になってたんだけど、何で最近、みんな私に、トラップの居場所をきくの?」
「なんでって・・・、なんでだろう?」
クレイは自分でも不思議そうに首をかしげる。
キットンは、不気味に笑いながら
「ぐふふふ、いやー、私たちでは、なかなかみつけられないんですが、パステルが言う所を探せばたいてい、見つけられるものですからww」
「へ?みつけにくい?確かに、気配を消されたらさすがに盗賊だけあって、みつけにくいけど、トラップの行動パターンを考えたら、わかるよね?」
「あいつの行動パターンなんて、わかりやすそうで、なかなかわかりずらいぞ?ずっと一緒にいるおれでも、探すのに苦労する事も多いし。」
キットンもクレイと同じなのか、うんうんとうなずいている。
そうかなー?結構、わかりやすい気がするんだけど・・・。

そんな時、トラップがさも起きてきたかのように、あくびをしながら、私たちがいるリビングに顔を出した。
「なーに、話てんだー?ふわああーーー。」
「お前、今まで寝てたのか?」
「ん?ああ。部屋で寝てた。んで?」
「いやー、私たちではなかなかあなたの居場所を見つけにくいけれど、パステルにはわかるって話ですよ。ぐふふふふ」
「そうそう、トラップの居場所なんて、わかりやすいと思うんだけど、みんなは解らないって言うのよ。変でしょ?なんでかなー?」
「ぐふふふ、それはパステルに、トラップを探すセンサーでも備わってるんではないですか?」
「「はあ?!」」
おもわず、トラップと声が重なってしまった。
「えー、そんなセンサー必要なの?もうちょっとまともな能力が、身についてほしいんだけど・・・」
「いやいや、とても貴重で大切な能力だとおもいますよ?おそらくトラップにも備わってるはずですしwwねえ?迷子になったパステルを見つけるのは、トラップの得意技ですしww」
「じゃあ、私に、トラップセンサーがついてて、トラップに私のパステルセンサーがついてるってこと?うーん、本当に必要なのかなー?」
「・・・・・・・け!!んなもん、シーフの俺様からしたら、まぬけなパステルを探す事くらい、朝飯前なんだよ!!」
「な、なによー!!まぬけって!!た、たしかに迷子になったときに、いつも助けてもらってるけど・・・」
「まあまあ、いいじゃないですか。お互いのセンサーww私たちも助かりますしね」
「・・・・・・もう一回、寝る。おやすみ」
「おいおい、トラップ、まてって!!」
何故か、不機嫌になって出て行ってしまったトラップを慌てて、クレイが追いかける。
「・・・あいかわらず子供ですねー。」
と、キットンもつぶやきながら出て行ってしまった。

トラップが出て行くときに、かすかに聞こえたのは、
「ふん。俺のセンサーは、パステルなんかよりずっと高性能で、何年、備わってると思ってやがる」
という言葉。


うーん・・・。それにしてもこの新しい能力、必要?不必要?





■投稿者:まんまるり 『じゃんくbox
■投稿日:4月10日
■コメント:
前回はラブ要素が皆無だったので、少し、入れてトラパスでww
パステルに新しい能力が「目覚め」ましたという、お話ですww
 
 
 
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がんばれ!!【SS】
 
 
【2012/04/12 19:15】
 
 
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
いつもより、少し早い時間。ようやく空が明るくなり始めたころ。
ふと、目を覚ますと、なにやらぼそぼそと話す声がする。
「ん、んー・・・、」
むくりと起き上がり、軽く伸びをすると、それに気がついたのか、ルーミィとシロちゃんがこっちをむいて、いつもの天使のような笑顔でおはようと挨拶してくれた。
「おはよう。今日は早起きさんなんだね。おなかすいた?ご飯の用意しよっか。」
「ううん。まだだいじょうぶらお!!そえより、ぱーるも、こっち、こっちきてー!!」
ルーミィが手招きするのは、窓際に置かれた私の机の隣。食いしん坊のルーミィが食事よりゆうせんするものってなんだろう?
私はパジャマの上にカーディガンを羽織り、ルーミィたちの傍に近づいた。

「ほら、こえこえ!!」
ルーミィが指差すのは、小さな鉢に植えられ、この冬、ルーミィがお世話をしていた、チューリップの球根。
「これがどうかしたの?」
よくみてみると、なにやら土が少し盛り上がってきている。
「あ、もうすぐ芽が出るのかな?」
「そうなんらお!!妖精さんももうちょっとらかあ、がんばえって応援してるんら!!だかあ、ルーミィも一緒に応援してうんらお!!」
ルーミィには、こうして、私たちの目には見えない妖精の姿がみえる。
そのおかげで、サラさんのことをたすけてあげられたんだけど、すっごく、うらやましいんだよねー。
妖精ってどんな姿なんだろう?絵本や物語に出てくるような、小さくて、かわいくて、羽なんてはえてるのかなあ?
「そうなんだ?じゃあ、私も応援しなくちゃwwがんばれー!!」
「がんばれー!!」
「がんばれデシ!!」

それからしばらく、応援しながらチューリップの植えられた鉢を眺めていると、土の中から、小さな小さな芽が少しだけ顔を出した。
「うわーww芽、芽が出てきてるよ!!がんばったねww」
「ほんとらーww」
私たちがきゃーきゃーよろこんでいると、その声におきてきたのか、クレイとノル、キットンが私たちの部屋に顔を出した。
「おはよう、どうしたんだい?こんな朝早くから。」
少し、寝ぼけ眼の目をこすりながら、クレイが不思議そうにきいてきた。
「あ、ごめん。おこしちゃった?あのね?ほら、みて!!」
私は、みんなをよびよせ、鉢を指差し
「ほら!!ルーミィがお世話していたチューリップの芽が出たの!!」
クレイ達はルーミィによかったなといいつつも、そこまでうれしいのか?というちょっと不思議そうな顔をした。
まあ、たしかに、芽が出たくらいで私たちの喜びようは、いきすぎかもしれないけど・・・。
「あのね、ルーミィが言うには、ここに妖精がいて、ずっともうすぐだよ?温かいお日様がまってるよって、応援してたんだって。私がみた時には、まだ芽は土の中だったの。だから、一緒に応援してたんだけど、こうやって、がんばって、外の世界に顔を出したんだよ?すごくない?」
「妖精・・・。そういえばルーミィにはみえるんだったな。」
「このはなも妖精やルーミィたちの応援でがんばったんだな。よかったな。」
「そうですね。きっと、綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。ルーミィ?これからもお世話をがんばってくださいね?くれぐれも、水のやりすぎには、注意してあげてください。あと、そろそろ、家の中ではなく、太陽がいっぱいあたる場所に蜂を移動してあげましょうね」
「わあったよ!!お花さん、一緒にがんばろうね?」
みんな、なんだか幸せな気分ww

そんななか、鳴り響いたのはルーミィのおなかの音。
「・・・ぱーるー、おなかぺこぺこだおう」
「ぷっ、あはははは、そうだね。私たちもご飯にしようか。お花さんが大きくなるように、ルーミィもおおきくならないとね。」
「そうだな。栄養はしっかりとらないとwwじゃあ、おれらも準備してこよう。ついでに、トラップもおこしてくるよ。」
「お願いね。」
そうして、みんなが出て行ってあと、私たちも身支度を整え、朝食のために部屋を出る。
扉が閉まる前に、私はもう一度、窓際に置かれた植木鉢を眺め、
「よくがんばったね。外の世界は色々あるけど、綺麗な花を咲かせてね?一緒にがんばろうね!!」
そう、つぶやいた。

そう、外の世界にはいろいろある。それは、私たちにとってもお花にとっても同じこと。
温かな太陽や、爽やかな風ばかりではなく、冷たい雨や、吹き荒れる嵐もある。
けれど、それを乗り越えることで、よりいっそ綺麗な花を咲かすことができるんだろう。

「私も、がんばろー!!」




■投稿者:まんまるり 『じゃんくbox
■投稿日:4月8日
■コメント:
設定的にかなり、自分勝手な解釈ですが、今回はラブ要素なしですww
「目覚め」という、お題ですが、そこから「芽吹き」を連想しました。
 
 
 
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